第93章 誰とメッセージして、そんなに嬉しそうに笑ってるの?

「うん、最近ちょっと食欲なくて」

羽鳥秋葉はそれだけ言って、話をそこで終わらせるつもりだった。

林田新が心配そうに言う。

「ちゃんと食べられた? 消化のいいもの、持ち帰りで用意しようか?」

羽鳥秋葉は首を横に振った。

「大丈夫。食べたよ。けっこう食べた」

林田新はそれ以上は押さず、うなずく。

「そっか。じゃあ気をつけて帰れよ。着いたら連絡して」

「うん」

店先で別れ、羽鳥秋葉は車に乗り込んで先に帰宅した。

到着時間を見計らっていたかのように、別荘へ着いた途端、林田新からメッセージが届く。

『着いた?』

『着いた』

『よし。早く休め。さっき友だちから返信きた。おまえの...

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