第104章 直接彼にキスする

最上階のVIPルーム。

今泉健太郎がノックをして入ってくると、今泉拓真が一人でやけ酒を飲んでいるのが見えた。

「兄さん、どうして一人でこんなところに?」

今泉拓真は苛立った様子で言った。「何か用か?」

「今夜は結婚前のパーティーじゃなかったっけ? ちょっと遊びに来たんだ。下はすごく賑やかだよ、行かないの?」

「興味ない」

今泉健太郎は彼の隣に腰を下ろし、自分にも一杯注いだ。「兄さんと愛由美が主役なのに、二人ともいないなんて。愛由美もどこに行ったか分からないし……そうだ、さっき小島麻央が来たって聞いたよ。兄さんと愛由美を祝いに来たんだって」

今泉拓真の顔がすっと冷たくなった。「何...

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