第105章 お前は十分に残酷だ

今泉拓真は小島麻央の唇に噛みついた。優しさなど欠片もなく、彼女が息もできずに肩を強く叩くまで、その行為は止まらなかった。

だが次の瞬間、今泉拓真のキスは彼女の首筋へと落ちていく。

今泉拓真は彼女のセーターを引き裂き、罰を与えるかのように、その体に次から次へとキスマークを刻みつけていった。

小島麻央は全身が痺れるような痛みに襲われ、体の上に乗る男を押し退けようとしたが、びくともしない。

耳元で響く男の荒い呼吸音が、静まり返った部屋の中で限りなく増幅され、彼女の魂を絡め取っていく。

コンコンコン。

不意に部屋のドアがノックされた。

今泉拓真ははっと我に返り、少女の首筋に顔を埋めたま...

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