第221章 小島麻央を殺す

今泉拓真はその光景を目の当たりにし、瞳がぐっと収縮した!

今泉拓真は手にしていた銃をボディーガードに投げ渡し、歩み寄ると小島麻央を腕の中に抱きしめた。「小島麻央、泣きたいなら泣けばいい……」

「泣いて何になるの?」小島麻央はこわばった唇の端を引き上げた。「いくら泣いたって、北村さんは戻ってこない。だから、私は泣かない……」

「裕司の言ったことは正しかったわ。ただ聖母ぶらないだけじゃ、足りない。もっと非情にならなければ……」

小島麻央は真っ赤に充血した目で、一言一言区切るように言った。「今この瞬間から、千田愛由美の犯罪証拠を掴んで刑務所に送るなんて甘い考えは捨てる。私が考えるべきは、ど...

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