第223章 偽の令嬢

ボディーガードは料理を一口食べ、ゆっくりと語り始めた。「宮崎家に代々伝わる玉の飾りでしてね。お嬢様が生まれた時から身に着けていたものなんですが、その後、宮崎家のライバルに連れ去られてしまったんです」

「この二十数年間、旦那様は密かに多大な労力を費やしてこの玉飾りの行方を捜しておられました。玉飾りを見つければ、お嬢様も見つかるというわけです」

小島優奈は急いで尋ねた。「その玉飾りって、どんな見た目なんですか?」

「宮崎家の家宝ですよ。私が見たことあるわけないでしょう」

小島優奈は少し考え込み、さらに問いを重ねた。「でも、玉飾り一つで、どうして愛由美さんが宮崎家のお嬢様だと証明できるんで...

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