第225章 十分楽しめた

二人は銃を構えたボディーガードに脅され、木造の小屋へと入っていった。

木造の小屋は二十平米か三十平米ほどの広さしかなく、千田愛由美が一人がけのソファに座っており、一方の大樹は手足を縛られ、傍らの床に転がされていた。

「大樹!」小島麻央は胸が締め付けられる思いだった。「千田愛由美、名医の松野晃を連れてきたわ。早く大樹を放して!」

千田愛由美が傍らのボディーガードに目配せすると、ボディーガードはすぐに意図を汲み取り、松野晃を連れてきた。

千田愛由美は自ら彼女の縄を解く。

「松野先生、驚かせてしまいましたね」千田愛由美は松野晃の口に貼られたガムテープを剥がすと、「どうぞ、そちらに座ってお...

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