第310章 あなたが好きだって本当に知らないんだよね

小島麻央は驚愕して彼を見つめた。「どうしてそれを……」

「麻央、俺が知っていることは、君が思っているよりずっと多い」

「どうやって知ったの?」小島麻央は問い詰めた。「このことは、あなたでさえ知らなかったはずなのに!」

「松野律は君と松野弘子の関係を疑ってはいた。だが、松野弘子は認めなかった」

「どうしてそんなに詳しいの?」小島麻央は眉をひそめた。「まさか、あなたが疑っていることを話したとか?」

「安心しろ。松野律は君のことを心から大切に思っている。君に不利なことはしない」平野裕司は最後の一口を吸い込むと、吸い殻を地面に踏みつけて消した。「あいつのスマホに盗聴器を仕掛けたんだ。俺が独...

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