第315章 今泉拓真が事件に巻き込まれた

小島麻央の瞳孔が、驟然と収縮した!

「大樹を誘拐したのね!」

「日野遥斗は確かに慎重だった。今泉拓真も大樹を密かに守るために人を手配していた。だが残念ながら、私はずっと前から大樹に目をつけていたんだ」

小島麻央が詳しく聞こうとしたその時、日野遥斗から電話がかかってきた。

小島麻央は急いで電話に出る。「遥斗!」

「小島麻央、大樹がいなくなった」

「今、平野裕司から聞いたわ。彼が大樹を誘拐したって!」

「やはりあいつか」日野遥斗は怒りを露わにした。「手詰まりになったからって、大樹を利用してお前を脅すとは!」

「今すぐ警察に通報して封鎖する。大樹が帝都から連れ出されるのを防ぐためだ...

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