第342章 あなたは私のもの、私……もあなたのもの

病院のベッドの上で、三木夕実は怒りで顔を真っ白にしていた。

「小島麻央、私と完全に縁を切るつもりなの?あなたって本当に偽善者ね。感謝してるって言いながら、私のこんな些細な要求すら聞いてくれないんだから……」

「あなたの言い分だと、私があなたに感謝しているからには、夫もエムエスグループもすべてあなたに譲るべきだ、ということになりますね?」小島麻央は淡々と微笑んだ。「三木さん、昔からよく言うでしょう。運命にあるものは必ず手に入り、運命にないものは、たとえ与えられても受け止めきれないものですよ」

「私を馬鹿にしてるの?」

「私はあなたを尊重していますし、ずっと誠意を持って忠告してきました。...

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