第365章 平野裕司が小島麻央に毒を盛った!

小島麻央が目を覚ますと、すでに夜が明けていた。

視界に飛び込んできたのは、男の端正な寝顔。

さらに彼女を驚かせたのは、自分が今泉拓真の腕の中にすっぽりと収まっていることだった。

麻央の思考は数秒間停止したが、すぐに状況を理解した。

「今泉拓真!」

麻央は隣にいる男の体を揺さぶった。

「美佳は!」

拓真は勢いよく目を開けた。二人がなぜ抱き合って寝ていたのかを考える余裕もなく、すぐに美佳の姿を探し始める。

慌ててドアを開けて外に出ると、リビングのソファにはすでに美佳が座っていた。果物を頬張りながら、アニメに夢中になっている。

二人は揃って安堵の息を吐いた。

「社長、奥様」

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