第373章 離婚を承諾する

「どこへ行くか言っていたか?」と宮崎彰宏は尋ねた。

「いえ。ご自身で運転されており、現在私が後ろから尾行しています」

「見失わないよう、もう少し距離を詰めろ。外出時は護衛をつけると本人にも伝えてあるし、反対もされなかった」宮崎彰宏は指示を出した。「何かあれば、すぐに知らせろ」

「承知いたしました」

宮崎彰宏は電話を切ると、忠さんへ視線を向けた。「さっき、おじいちゃんが麻央を心配してずっと塞ぎ込んでいると言っていたな?」

「毎日麻央の状況は報告しているし、なるべく安心できるよう伝えているはずだが、なぜそこまで心配するんだ?」

「大旦那様も誤魔化しが利くお方ではございません。若旦那が...

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