第378章 今日の君は少し違う

なぜだか分からないが、宮崎彰宏の胸の奥で激しい苛立ちが渦巻いていた。

何かがつかえたように、息を吸うことも吐くこともままならない。

再び煙草に火をつけ、紫煙をくゆらせながらメッセージを打ち込む。送信ボタンを押そうとした瞬間、ためらいが生じては文字を消す。

しばらくしてまた打ち込み、また消す……。

そんな行為を幾度も繰り返すうち、ただでさえ鬱屈としていた感情がさらに膨れ上がった。

彼は鋭い目を細め、思い切って送信ボタンをタップした。

『戻ってこい。心が待っている』

……

宮崎彰宏のメッセージは梨の礫のごとく、何一つ反応を返してこなかった。

岡本心海からの音沙汰も、依然として皆...

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