第115章:ペニー

少女は私たちをメインロッジから連れ出し、冷たい外へと導く。彼女のブーツが踏み固められた雪を自信たっぷりにザクザク鳴らした。

扉が背後で閉まった途端、ほかの人たちのくぐもった物音――音楽、笑い声、石壁に跳ね返る話し声――がすっと遠のき、木々に呑まれていく。ここ外の静けさは、いっそう重い。雪は少し深く、松は少し密だ。

まだたそがれ時のはずなのに、もう光が薄い。まるで、危険を知らせるために夕暮れが早めに訪れたみたいだ。

私はコートを体に巻きつけるように締め直し、少女の後ろについて開けた場所を横切る。それから、さっき通り過ぎた小屋の群れから外れていく、緩やかで曲がりくねった下り坂を進んだ。

「...

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