チャプター 125: ペニー

雪が、踏み固められた小道の上でブーツの下からきゅっきゅっと鳴る。私たちは雪だるまコンテストが行われている、小さくロープで区切られた区画へ向かって、ずんずんと歩いた。頭上の太陽は鋭く、白いものすべてにきらりと反射して目を細めさせるくせに、空気はまだ氷と松の匂いがする。

私は横目でアッシャーを見る。寒そうに見えない。そりゃそうだ。黒い保温シャツに、チャコールのニット帽を濃い髪の上まで深く引き下げている。袖は少しだけまくり上げられ、前腕に浮いた太い血管がのぞいていた。対する私は、コートにマフラー、手袋、フル装備でまるでマシュマロの層みたいなのに、それでもまだ少し凍えそうだ。

「まさか本当に来ると...

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