第133章:ペニー

目を覚ますと、最初に耳に入ってくるのは暖炉の火がぱちぱちと静かに弾ける音だ。次に気づくのは、アッシャーの胸が規則正しく上下していること。腕を頭の後ろで組み、筋肉を枕に押しつけるように横たわっていて、まるで古代の戦神の像のモデルにでもなっているみたいだった。

まだ眠っている。薄暗い朝の光の中でも顎の線は鋭く、唇はわずかに開き、濃いまつ毛が頬に影を落としている。彼は……穏やかに見える。彼のような男に結びつけるには、妙な言葉だ。

ゆっくり瞬きをしながら、昨夜のぼやけた輪郭をつなぎ合わせようとする。背中に当たっていた彼の胸の温もり。映画が流れる中、耳元で低く響いていた息づかい。ノート型の端末を直す...

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