第154章:アッシャー

ペニーは俺の膝の上で眠っている。小さな体を胸に丸め、頭を俺の心臓の上に預けて。ようやく呼吸が整い、指は俺のシャツに絡んだまま、唇がわずかに開いている。脚はいまだに俺の腰に巻きつき、俺は毛布を二人まとめて引き寄せ、ぬくもりの繭の中に閉じ込めた。動かない。ほんの一ミリだって。望むなら、このまま一生だって俺の上で眠ればいい。

俺は手のひらで彼女の背中を上下に撫でる。薄いシャツ越しに、繊細な背骨のカーブを感じる。彼女の体温が、じわりと俺へ滲み込んでくる。指先で腰骨のあたりをなぞり、肩甲骨へ、また太腿の柔らかな曲線へと戻し、さらに腰の下の小さく温かな張りまで辿る。

拷問だ。混じりけのない、ただの拷問...

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