第155章:ペニー

目を開けると、暗い。とても、とても暗い。

光といえば、暖炉のほのかな琥珀色の揺らめきだけだ。その光が壁に影を落とし、影は踊るように伸びたり縮んだりしている。瞬きをして目を慣らそうとするが、頭は重く、身体は過剰なほどのぬくもりに包まれていて、このままもう一度目を閉じてしまいたくなる。

だが次の瞬間、自分が何の上に横たわっているのかに気づいた。

マットレスじゃない。熱すぎる。硬すぎる。生きているみたいに、息づいている。

アッシャーだ。

彼は仰向けになっていて、太い腕の一本が私の腰をがっちり抱きすくめ、もう一本は胸の上に置かれ、その大きな手が私の腰の下あたりに当たっている。私の脚は彼の脚と...

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