第200章:アッシャー

背後で扉が柔らかなクリック音を立てて閉まり、俺は動けずにいた。

ナイトの手紙は二つ折りにされ、尻のポケットに差し込まれている――背骨を抉ろうとするみたいに、角ばって硬い。ルースターはそれを俺に渡し、ただ「もうこれを持っていたくない」と言った。

だから俺が持つ。握りしめる。

ルースターは廊下を数歩進んだところで、壁に手を叩きつけた。その音が銃声みたいに静寂を割る。彼はすぐには何も言わない。ただ荒い呼吸だけが続き、拳の関節が石膏に食い込むほど力が入っている。

俺は反対側の壁にもたれ、頭を後ろへ倒した。胸の奥で鈍く打つものを、そのまま落ちてこいと受け止める。目を閉じる。

表面の下で、あまり...

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