チャプター 205: ペニー

最初に気づいたのは、シーツだった。

柔らかい。重たい。怠け者みたいにそのまま沈み込んでしまう、あの贅沢さ。羽毛布団はあたたかくて、雲とベルベットみたいに私のむき出しの脚に絡みついている。その下で伸びをして、小さく息を吐いた。ああ、数週間前に選んだセットがいいものだってことはわかっていたけど、ここまで? これは天国だ。買った夜に試さなかったの、私が無理にでも言うべきだった。

次に気づいたのは、痛み。

腰の奥にずんと残っていて、太ももから背中の下のほうへじんわり広がる。昨夜のすべてを思い出させる、美しく脈打つ名残――ソファ、湯船、夜中に「まだ足りない」とでも言うみたいに、彼がもう一度私に手を...

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