チャプター 217: ペニー

イグルーの中で、私たちはほとんど一時間を過ごした。

フリースの毛布に身を寄せ合い、ホットチョコレートをすすっている。もうぬるくなっているのに、それでもなぜだか完璧だ。マシュマロはかろうじて形を保ったまま、私が両手のひらで包むマグの中にぷかぷかと怠け者みたいに浮いている。彼の腕は私の腰に回され、手のひらが背骨の付け根に温かく、守るように置かれている。私が彼を必要とするのと同じくらい、彼も私を近くに置いておきたいみたいに。

彼は、全部話してくれる。

二週間前に作り始めたこと。練習のあとにこっそり抜け出して、真夜中に少しずつ削り進めたこと。雪に取り憑かれた自警団みたいに。バケツで型を作ったこと...

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