第228章:ブーマー

アッシャーのことを知って、もう一年ちょっとになる。

人生の長い尺度で見れば大した時間じゃない。だが海軍で、現場で、隣の男と鼓動を合わせなきゃ生きて帰れないような場所では――時間の伸び縮みの仕方が違う。あいつみたいな男と塹壕の一年を過ごせば、骨の髄までその人間がどんなやつか分かる。

アッシャーはずっと、揺るがないという言葉そのものだった。戦術的で、抑制が利いている。動きの一つひとつが正確で、口にする言葉はすべて計量済み。アッシャーに関して言えば、取り乱すなんてあり得ない。恐怖なんて存在しない。

今日までは。

俺たちは新しいシールの候補生相手に訓練を回していた。ルースターと俺が説明している...

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