チャプター 243: ペニー

朝の光がカーテンの隙間から淡い金色の筋になってこぼれ落ち、腰に絡みついたシーツの上にあたたかく降りそそぐ。――そしてそれ以上に、きつく私のウエストを抱きしめる腕の上が、いっそう熱い。

アッシャー。

首のうしろに当たる彼の息は規則正しく、耳のすぐ下に唇が押し当てられている。まるでキスの途中で眠りに落ちたみたいに。片腕はずしりと私の腰をまたぎ、もう片方の腕は枕の下に差し込まれている。裸の胸はあたたかくて、硬くて、私の背骨にぴたりと密着していた。

私たちは、あまり眠れていない。少なくとも最初は、そうだった。

話した。何時間も。キスと絡まり合い、長くゆっくりした触れ合いに変わっていくような話。...

ログインして続きを読む