第41章:ペニー

泣かない、泣かない、泣かない。

私は紅茶を見下ろす。まるで、今にも崩れ落ちそうな私の情緒のすべてを、こいつが個人的に引き受けているかのように。

泣かない。

タイラーは、家にいるって言った。

家。

だったら、どうしてアッシャーは「何時間も前に出ていった」と言ったの?

どうして私に嘘をつくの?

疑問が腹の底でねじれていく。鈍く、酸っぱく。けれど私は無理やり瞬きを早くして、呼吸をゆっくりにする。

こんなことで泣いたりしない。

ここじゃない。

今じゃない。

アッシャーがすぐそこに座っているのに――静かで、動かず、まっすぐ前だけを見つめている。今夜、低体温と、最悪な判断で死にかけた私を...

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