第7章
あの夜を境に、リオラは姿を消した。玄関先での涙も、群れの集会での震える声も、もうない。私のことをヒソヒソと噂していた狼たちは、代わりに薪や獲ったばかりの獲物を持って現れるようになった――誰もあの崖の出来事には触れなかったし、私もあえて口にはしなかった。真実が群れ全員の目の前で、まるで映画のスクリーンのように暴かれてしまえば、罪悪感の賞味期限なんて短いものだ。
数週間が過ぎた。私は思っていたよりも早く、コールドムーンの生活リズムに馴染んでいた。朝は雌狼たちと一緒に見回り。午後は壊れたものの修理――フェンス、屋根瓦、それに集会所へ電力を供給する年代物の発電機。ケイレンは日中、戦士たちの訓練...
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チャプター
1. 第1章
2. 第2章
3. 第3章
4. 第4章
5. 第5章
6. 第6章
7. 第7章
8. 第8章
9. 第9章
10. 第10章
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