第142章 当然の報い

狩野姫空が戻ってきた途端、林田守萌に関するニュースが目に飛び込んできた。

ネットは炎上状態。メイソンの生活アシスタントに同情する声が圧倒的で、林田守萌への非難が渦巻いている。

――もう、名誉の回復は無理だろう。

けれど姫空にとっては、それも想定内だった。これは彼女が用意していた「二の矢」にすぎない。

ニュースを最後まで読み終えると、スマホを脇へ置き、机に向かって勉強を始めた。

来月、試験がある。重要度は高くないが、だからといって適当に済ませる気はなかった。

試験は、ここまで積み上げてきた努力の証明だ。

最初に大学院を目指すと決めた以上、姫空は成功するまでやる。

そして月曜。

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