第22章 ママは外で闇男を探した?

月曜、ノキ研究所に着くなり、南いき便が正門のところで狩野姫空の行く手を塞いだ。

狩野乃亜が呼んでいる、と。

姫空は察していた。乃亜兄さんが本当に用があるとき以外、南輔佐を研究所の門前で待たせたりしない。

南いきに連れられ、狩野乃亜のオフィスへ向かった。

「乃亜兄さん、呼んだ?」

「座れ」

乃亜はソファを顎で示し、自分もこちらへ歩いてくる。

姫空が腰を下ろすと、乃亜はスマホを差し出した。

「見ろ」

姫空は首をかしげながら受け取る。

画面に映っていたのは、乃亜と誰かのやり取りだった。

ざっと目を通す。内容は――梅崎宇作に関する『スキャンダル』の件。

正木稲巳が報復してくる...

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