第220章 彼のお父さんは本当に冤罪だ!

車に押し込まれた田口涼太は、小刻みに震えながら、強張った声で囁くように言った。

「神父は……もうこの世にはいない。会いたければ、地獄へ行くしかないな」

「どういう意味?」

上山世奈は険しい表情で田口涼太を見据えた。

田口涼太は鼻を鳴らし、ぷいと顔を背ける。

「なんで教えなきゃならないんだ? どうせ俺は捕まったんだ、一生刑務所暮らしだろうよ。だったら、絶対に口を割るもんか」

次の瞬間、吉岡大翔が拳を振り上げ、田口涼太の顔面に容赦ない一撃を叩き込んだ。

「この車にボディカメラなんぞ付いてねえぞ。ここでテメェをボコろうが、殺そうが、誰も文句は言わねえんだよ、このクズ野郎が!」

確か...

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