第109章 レブンを探しに行く

車は市街地を抜け、郊外の外れをぐるぐると回り続けた末、古い梧桐が並ぶ細い道へ入り込んだ。道の突き当たりで、ようやくゆっくりと停車する。

広い敷地だった。だが人の気配は薄く、塀は崩れかけ、門の脇の白いプレートにはこう書かれている。

セントマリアン療養病院。

古びた施設で、外から見ただけでも設備が良いとは言い難い。

エラは眉をわずかに寄せた。

「ここは……?」

「例の看護師の行方、突き止めた」

リオンはエンジンを切り、シートベルトを外す。

「ここに入れられてる」

エラは目を見開いた。

「そんなに早く? チャールズたち、ずっと探しても見つからなかったのに」

「タイミングが悪か...

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