第118章 彼女を徹底的に始末する

車窓がゆっくりと下がり、助手席からチャールズの顔が覗いた。

チャールズは分厚い札束を取り出すと、窓から無造作に放り投げる。

札は宙で半回転し、院長が慌てふためきながら両手で受け止めた。

「よくやったな」

チャールズは笑い、首だけ傾けて院長を一瞥する。

院長は札束を両手で抱え、顔いっぱいに媚びた笑みを貼りつけた。

「当然です、当然です。お役に立てて光栄でございます。ご安心ください、言うべきことと言わないべきこと、そのへんは心得ております」

チャールズの笑みが、ふっと薄れる。

身を少し乗り出し、院長を頭のてっぺんから足元まで舐めるように見下ろした。

院長の背中に、ぶわっと鳥肌が...

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