第20章 1億のダイヤモンド、エラ嬢に贈る

「……お前……」

エイデンはようやく声を取り戻した。「どうして……知ってる……」

「知ってる理由なんてどうでもいい。大事なのは、私の言ってることが事実かどうかよ」

エイデンの拳が、きり、と握り締められる。

「ヴィアンのために、私のデザインをどれだけ盗んだか……自分が一番わかってるでしょう」エラは言った。

「あなたたち二人って、騙し方まで本当にお似合いね」

「俺は……」エイデンが反射的に言い返そうとする。

「証拠がない、なんて言い訳もしないで」エラが即座に遮った。

「こんな大勢の前で、あなたたちの手口を一つずつ全部バラされたくないなら――消えなさい」

エイデンの顔色が、完全に...

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