第24章 私を信じろ

エラはノラに頼んで、ルーカス・クーパーの住所を突き止めてもらった。

旧市街の外れ。今にも崩れそうな、古びたアパート。

ギシギシ鳴る階段を踏んで四階まで上がり、廊下の突き当たりのドアを見つけてノックする。

中は数秒、静まり返った。次いで、かさこそと何かを隠すような音。

ドアがほんの少しだけ開き、隙間から若い顔が覗く。

ルーカス・クーパーは動画で見た以上に痩せていた。キャップにマスク、全身を固めているのに、露出しているのは警戒心の強い目だけ。

「……誰だ」

「エラ。エラ・レイン」

瞳孔がぎゅっと縮んだ。血の気の薄い顔が紙みたいに真っ白になり、彼は反射的に後ずさってドアを閉めようと...

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