第82章 マシューだ

男の声が、パソコンのスピーカーから途切れ途切れに流れてくる。

「追加で何人か用意しろ。男でも女でもいい。安っぽいのを混ぜて誤魔化すなよ。俺が欲しいのは、綺麗で従順なやつだけだ」

向こうが何か返したらしく、男は喉の奥でくすりと笑った。

「これか? なるほど、これは確かにいい。だがもう飽きた。猶予は3週間だけだ。俺がそっちへ出向いて「味わって」やってもいいが、とにかく人間は揃えておけ。でなきゃ――お前らの秘密を全部ばらす。お前が先に死ぬか、俺が先に死ぬか……賭けてみるか?」

そこで録音は、ぷつりと途切れた。

エラの全身から血の気が引く。肩が勝手に小刻みに震えはじめた。

視線が画面をな...

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