第145章 白井柚葉も変わった

ちょうど姉が母の見舞いに来たので、桐生冬紀は母を任せ、そのまま病院を出た。

本田由衣が言った。

「噂を流したやつ、掴んだよ。竹内陽奈って覚えてる?」

聞き覚えのある名前だ。

冬紀は少し考えてから答える。

「大学のとき、同じ寮の部屋だった子?」

「そう! その子!」

冬紀は思わず目を見開いた。

「投稿したの、彼女なの?」

「間違いない。最新のツイートで『友だちと午後の時間を楽しむ』って書いてて、位置情報がカフェ。たぶんまだいる。今から行こう」

冬紀はタクシーを拾い、車内から星川涼音に電話をかけた。事情を手短に説明し、今から一緒に来られるかと尋ねる。

こういう件は法の境目を...

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