第147章 今回は誰だ

桐生冬紀は、ほとんど相槌を打たなかった。

彼女はいま、桐生の母のために介護スタッフを探しているところだ。

週末には黒崎悠真と出張に出る予定で、帰りがいつになるかもまだ読めない。早ければ一週間、長ければ半月。姉さんは生後二か月の娘の世話があるし、病院に付きっきりでいられるほど時間があるとも思えなかった。

本田由衣はツイッターをスクロールしながら言った。

「竹内陽奈、声明出して全部人のせいにしてる。自分も又聞きで、ただツイッターで愚痴っただけ、こんな大事になると思わなかった、だから自分の言葉を真に受けないでって。リプ欄、めちゃくちゃ叩かれてる」

しばらくして、本田由衣がまた言う。

「...

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