第18章

黒宮司奈は胸の内でぱっと花が咲き、慌ててうなずいた。「うん! 絶対ちゃんとやる!」

その得意げな様子を見て、凛奈は心の中で冷笑する。

黒宮司奈が賢いのか、それともただの間抜けなのか。

あるいは――自分が賢いと思い込んでいるだけなのか。

けれど、そんなことはどうでもいい。

あとで正体を剥がしてやる。それがいちばん大事だ。

ほどなくして、作業内容が告げられた。

三班の担当は、農家の小川おばあさんの畑で野菜を収穫し、裏庭の鶏とアヒルに餌をやること。終わったら出来具合に応じて食材と交換、という流れだ。

指示を受け取ると、凛奈はさっと身を翻し、畑へ向かった。

黒宮司奈がその後ろをつい...

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