第13章 この身の傷は、お前のせいだ!

黒崎蓮は、天宮星羅の行動が理解できなかった。

この期に及んで、こんな真似を……。

体で許しを請おうというのか?

それとも、この黒崎蓮が女の裸を見れば理性を失うような愚か者だとでも思っているのか?

侮辱されたという怒りが、頭頂まで駆け巡る。

「その浅ましい真似をやめろ!」

彼は鋭く一喝した。その瞳には嫌悪の色が濃く滲んでいる。

「そんな媚態で、俺がまだ惑わされるとでも思っているのか?」

天宮星羅は、彼の放つ悪意ある言葉など聞こえないかのように振る舞った。

トレンチコートのボタンが一つ、また一つと外され、華奢な肩から力なく滑り落ちそうになる。

黒崎蓮は眉間の皺をさらに深くした...

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