第185章 ゴミはゴミ箱へ

ホテルの最上階に位置する回転レストラン。

巨大なガラス壁の向こうには、都市のきらめく夜景が果てしなく広がっている。それはまるで、地上に降りた天の川のように流麗で、息をのむほどに美しい光の海だった。

「兄さん、ここでいい?」

天宮星羅は天宮昴の手を引き、窓際の席に無造作に腰を下ろした。

給仕がうやうやしくメニューを差し出す。彼女がそれを開いた瞬間、視界の端に映ったある光景に目が釘付けになった。

少し離れた別の窓際。そこに、一人の男が端然と座っている。

黒崎蓮だ。

彼の目の前に置かれたコーヒーから立ち上る湯気が、その冷淡で整った横顔をわずかに滲ませている。

そして彼の向かいには、...

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