第281章 第1回家族特技お話し会

昼間の重苦しい空気を吹き飛ばそうとでも思ったのか、夕食後、リクとノアは今夜「第一回・家族対抗かくし芸&おはなし会」を開催すると仰々しく宣言した。

この提案は瞬く間に鈴木の熱烈な支持を得た。彼女は満面の笑みでカットフルーツの盛り合わせと焼き立てのクッキーを運び込み、すっかり特等席の観客を気取っている。

リビングは煌々と明かりが灯っていた。

大人たちの表情は三者三様だったが、最終的には皆、この二人のチビたちの突飛な思いつきに付き合うことになった。

天宮星羅は瞳に笑みを浮かべ、期待に満ちた眼差しで愛しい我が子たちを見つめている。

天宮昴は一人掛けのソファに深く腰を下ろし、一日中張り詰めて...

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