チャプター 46

紫の視点:

ヴィクトリアの居間は、階下の格式ばった応接間とはまるで違った。ここは完全に彼女の領域で、装飾の凝った額に収められた家族写真が並び、ガラス戸棚には年代物のティーセットが収まり、柔らかなクリーム色の調度が親密な会話へと誘う。彼女はカチリ、と小さな音を立てて扉を閉めると、こちらへ向き直った。その表情に、胃の奥がきゅっと縮む。

「紫ちゃん、ね」彼女が切り出す。声は、母親が繊細な話題を扱うときの、共犯めいた囁きに落ちた。「私が言ったとおり、薬草屋さんには行った? デイモンのための、あのハーブの栄養剤は手に入れたかしら?」その瞳には本物の期待と、用心深い楽観が入り混じっていて――この会話を...

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