第115章 こんなに派手に遊ぶのか?

「安心して、安心して。ご飯一回おごるくらい、どうってことないよ。これから毎日だっていいし」

小川文美はにこにこと水島三久を見て言った。

「最近ね、とんでもない大物と知り合っちゃって……」

その言い方に、三久の眉がぴくりと上がる。

「大物? まさか私に隠れて、金も権力もある人でも捕まえたとか?」

「……まあ、そんな感じ」

文美はそこまで言った途端、急に頬を染めた。

小さな指でコーヒーカップをくるくるとかき混ぜる。顔いっぱいに、恋する女の子特有のむずがゆい甘さが浮かんでいた。

三久は頬杖をついたまま眺め、興味を抑えきれない。

「先週まで、学内の先輩に夢中だったよね? もう乗り換...

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