無能令嬢として嫁いだ私を、大富豪の夫が誰よりも溺愛しています

無能令嬢として嫁いだ私を、大富豪の夫が誰よりも溺愛しています

鈴 · 連載中 · 618.2k 文字

952
トレンド
18.7k
閲覧数
255
追加済み
本棚に追加
読み始める
共有:facebooktwitterpinterestwhatsappreddit

紹介

大富豪・天野家の絶対的権力者、天野真司が妻に迎えたのは、家族からも疎まれる「役立たずの令嬢」だった。

「天野様に守られているだけの女」

世間はそう嘲笑した。

だが、誰も知らない。
彼女こそ、世界を裏で動かす伝説級の天才だということを。

神医、天才ハッカー、科学者、レーサー……。
次々と明かされていく彼女の正体に、天野家の人々は態度を一変させる。

「三久に手を出すなら、天野家を敵に回す覚悟をしろ」

気づけば、かつて彼女を見下していた家族は全員、彼女の虜。

そして、そんな彼女を一番手放したくない男がいた。

夫である天野真司は、逃げ場を塞ぐように彼女を壁際へ追い詰め、低く囁く。

「忘れたのか? 君は俺の妻だろう」

チャプター 1

午後3時、T市市役所。

正面入口から少し離れた駐車場に、黒いマイバッハが停まっていた。

夏のいちばん暑い時間帯。婚姻届を出しに来る人影はまばらだ。

後部座席にはスーツ姿の長身の男がいた。腕時計に目を落とし、銀縁眼鏡の奥の冷えた眉目に、わずかな苛立ちが滲む。

「時間だ。……人は?」

淡々とした声が前方へ流れた。なのに、どこか刺すような冷気を帯びている。

車内はしんと静まり返り、エアコンの風だけがごうごうと渦を巻く。

運転席のアシスタントが、思わず身を震わせた。

「か、彼女は……」

男は肘をつき、片手で窓枠に体重を預けたまま眉骨をつまむ。瞼すら上げない。

「調べろ」

「はい」

五分もしないうちにアシスタントは情報を掴んだ。だがスマホの画面を見つめたまま、バックミラー越しに男の顔色を窺い――言葉が出ない。

「どこだ」

男がわずかに目を上げ、ミラーの視線とぶつかった。

運転席がびくりと跳ねる。

「わ、若奥様は……け、警察署に。……け、喧嘩で、拘束されたそうです」

「……」

後部座席の男は目を細めただけで、何も言わない。

――やってくれる。

昨日契約書にサインしたばかりで、今日さっそく警察沙汰とは。

アシスタントはミラー越しに盗み見た。陽光を反射する銀縁眼鏡の下には、見慣れたほど冷静すぎる眼。

「今回、若奥様は少し厄介かもしれません」

アシスタントは息を吸い込む。

「相手は内田浩司。内田グループの御曹司で、親の権力を盾に学校で好き放題やってます」

男の指先が窓を規則的に叩く。斜めにアシスタントを一瞥した。

「何が原因だ」

「内田浩司と若奥様は同じ大学で、内田が一目惚れ。何度も告白して振られ続けたので逆恨みし、学内で若奥様の噂を流しました」

アシスタントはタブレットをめくりながら報告する。

「噂……」

男が鼻で笑い、瞳の奥に侮蔑が走る。

アシスタントは頷いた。

「それで内田が『もう若奥様と……』と――」

続きを言う前に、男の顔色が沈んだ。アシスタントは即座に口を閉ざす。

「彼女は損をしたか?」

男が再び目を上げる。眼鏡が冷たい光を弾いた。

「え、ええと……」

アシスタントは慌てて操作し、数ページ送る。すると少女の写真が表示された。

絵に描いたように整った顔立ち。頬には乾ききらない涙の跡が残り、涙で潤んだ瞳は赤くなっている。頬には引っ掻き傷もあった。

か弱く、ひどく痛々しいその姿に、見た瞬間、胸が痛んだ。

「若奥様は……」

アシスタントは言葉に詰まり、タブレットを後部座席へ向けた。

男の表情が一気に底まで沈む。

「警察署へ」

「はい」

アシスタントはタブレットを助手席へ放り、エンジンをかけた。

だが、さっき勢い余って次のページへ触れてしまっていたことに気づかない。

そこには――内田浩司が、殴られて立てなくなった写真が映っていた。

……

水島三久は警察署の調停室で、部屋の中央に掛かった時計を見つめていた。

――終わった。遅刻だ。

事情聴取で二時間も座らされ、警官は延々と仲裁しているが、どうにもまとまらない。

「信じてくださいよ!! 被害者はこっちです!!」

腕を吊った内田浩司が憤怒で吠えた。

「俺はあの女にやられたんだ! あいつ、マジで狂ってて! 入ってきた瞬間こう――」

叫びながら、吊っていない腕で大げさに身振りする。

調書を取る警官は頭を抱え、机の書類と、隣の小柄な少女を見比べた。

「確認だが……彼女が入ってきて君を二メートル以上蹴り飛ばした。その後、君ら数人がかかって、こうなった……と?」

「そうだ! 個室に監視カメラがある! 証拠は――」

「……そのカメラは故障で二、三日動いていなかった。何も映ってない」

警官はペン先で机を軽く叩き、また考え込む。

話が荒唐無稽すぎる。目の前の少女は身長も一六〇に届かず、細い腕に細い脚。どう見ても屈強な男たちをこの有様にできるとは思えない。

警官はため息をついた。

「双方に怪我がある以上、相互暴行扱いだ。こういう場合、和解が一番だと思うが」

「……わ、和解します」

ずっと黙っていた水島三久が、ふいに立ち上がった。

声は小さく、柔らかい。

なのに、向かいの大男たちが一斉に震えた。

反射的に後ろへずれた拍子に、端に座っていた内田浩司が押し出され、仰向けに転がる。

「くそっ!」

内田浩司は机の下から這い出し、水島三久に怒鳴りつけた。

「なんで俺がてめぇと和解しなきゃなんねぇんだ!」

「警察の手を無駄にしてるからだ」

冷えた声が入口から差し込んだ。

背の高い男が調停室の扉口に立っている。

その背後からアシスタントがすぐに入り、警官へ丁寧に頭を下げた。

「こんにちは。池田守と申します。こちらは上司の天野真司です。揉め事の処理に参りました。今回の件は誤解で、彼らは大学の同級生です。少し言い争っただけで……こちらで私的に調整いたしますので、ご安心ください」

当事者が反論しないのを見て、警官は頷いた。

「分かった。じゃあ、よく話し合え」

内田浩司は天野真司を上から下まで見て、じわりと冷や汗をかいた。

T市で天野真司の名を知らない者はいない。

二十歳で天野家の事業を継ぎ、この十年で天野真司に潰された会社は八十どころか百は下らない。

決断は速く、容赦もない。商界の鬼――。

内田浩司の家も商売をしている。だからこそ分かる。

恋愛沙汰の噂一つない天野真司が、なぜ水島三久と?

内田浩司は口を開きかけた。

「天野さん……」

天野真司は内田浩司を無視し、ベンチに座って妙におとなしい水島三久へ視線を向けた。

「怪我はひどいか。立てるか?」

水島三久は首を振り、銀縁眼鏡の奥の黒い瞳を見上げる。声は綿のように柔らかい。

「分かりません。すごく痛いです……」

天野真司の瞼が上がり、眼底に殺気が滲んだ。

「待ってろ」

それだけ投げ、天野真司は警官の席へ腰を下ろした――。

最新チャプター

おすすめ 😍

全能令嬢の帰還、家族が倒産?

全能令嬢の帰還、家族が倒産?

121.5k 閲覧数 · 連載中 · きりゅう りんか
万能の女神・夏川紅蓮が実家に戻ると、一家は何者かの手で破滅に追いやられた後だった。
父は冤罪で獄中にあり、母は病に伏せっている。
六人の兄たちも、ある者は身体に障がいを負い、ある者は無気力に沈んでいた。
そんな折、家に潜り込んでいた偽令嬢は状況を見るや否や一家を見捨てて姿を消し、さらに屋敷までも奪い取ろうとしていた。
世間は夏川家を「落ち目の負け犬」と嘲笑い、皆がこぞって踏みにじる。

紅蓮が静かに一声を発すれば、暗部より無数の異能の士たちが姿を現し、形勢は一瞬にして逆転する。
父は無実のまま出所し、母は健康を取り戻し、廃人同然だった長兄は再び己の足で歩き出し、残る五人の兄たちもまた紅蓮の導きによって各々の才覚を花開かせ、やがて各界を牽引する大物へと成り上がっていく。

しかし、そんな彼女を指さして嘲る者がいる。
「夏川紅蓮は地味で野暮ったい田舎者だ」と。

何を隠そう、彼女は無数の隠された顔を持つ存在。
神医の令嬢も彼女なら、国画の大家も彼女。
伝説のハッカーも彼女なら、正体不明の謎の女優も彼女。
そして、暗部を統べる首領さえも——彼女なのだ。

そんな折、頂点に君臨する名門の若様が、彼女をそっと腕のなかに抱き寄せた。

「誰が彼女を田舎くさい地味女だと言った? 彼女こそ、俺・諏訪淳行の婚約者だ」

紅蓮が流し目をひとつ送る。

「婚約、破棄しなくていいの?」

「しない」

彼が長いあいだ追い求めてきた決して手の届かない高嶺の花こそが、いま腕のなかにいる婚約者なのだ。
解消などありえない——この婚約は、死んでも解消しない。
二百兆円の棚ぼた

二百兆円の棚ぼた

3.4k 閲覧数 · 連載中 · 文机硯
配達で生計を立てるダメ男、弓場風太郎は、彼女に裏切られ、御曹司に金で辱められた。

彼が絶望の淵にいるまさにその時、突然、思いもかけない横財、十兆円が舞い込んできた。

そこから、彼は逆転の人生を歩み始め、大富豪への道を邁進していく……
夫と息子に捨てられた私は、幸福という名の檻を抜け出すことにした

夫と息子に捨てられた私は、幸福という名の檻を抜け出すことにした

44.6k 閲覧数 · 連載中 · 白石 茉鈴​
嫁ぐ前は、夢見ていた。幸せな家庭を築けると信じていた。
しかし現実の結婚生活は、私を泥のような惨めな境遇へと引きずり落とした。
夫と息子にとって、私は愛人の飼い犬にさえ劣る存在でしかなかったのだ。
離婚届に淡々と署名する二人の姿を前に、私の心は不思議と静まり返った。
「そう、それでいいわ」
最後に乾いた笑みを浮かべ、私は決別を告げる。
今日で、私たちは正真正銘の赤の他人。
家族の縁を切った日、兄たちはすべてを失った

家族の縁を切った日、兄たちはすべてを失った

1.1m 閲覧数 · 完結 · 風見リン
前の人生で両親が交通事故で亡くなった後、長兄は世間体を気にして、事故を起こした運転手の娘を家に引き取った。
公平を期すという名目のもと、兄たちは彼女からリソースを根こそぎ奪い、その尊厳を踏みにじってまで、運転手の娘を支えた。
彼女は兄たちのためにすべてを捧げたというのに、家を追い出され、無残に死んだ。

生まれ変わった今、彼女は人助けの精神などかなぐり捨てた。許さない、和解しない。あなたたちはあなたたちで固まっていればいい。私は一人、輝くだけ。

兄たちは皆、彼女がただ意地を張っているだけだと思っていた。三日もすれば泣きついて戻ってくるだろうと高を括っていたのだ。
だが三日経ち、また三日経っても彼女は戻らない。兄たちは次第に焦り始めた。

長兄:「なぜ最近、こんなに体調が悪いんだ?」――彼女がもう滋養強壮剤を届けてくれないからだ。
次兄:「会社のファイアウォールは、なぜこうも問題ばかり起こす?」――彼女がメンテナンスに来なくなったからだ。
三兄:「新薬の開発が遅々として進まないのはなぜだ?」――彼女が治験をしなくなったからだ。
四兄:「どうしてこんなにつまらない脚本しか上がってこない?」――彼女がもう執筆しないからだ。
五兄:「この義肢は、なぜこんなに出来が悪いんだ?」――彼女が製作をやめたからだ。
六兄:「なぜチームが負けた?」――彼女が脱退したからだ。

兄たちは地に膝をついて許しを請うた。「戻ってきてくれ。俺たちこそが、血を分けた本当の家族じゃないか」

彼女は絶縁状を兄たちの顔に叩きつけ、冷ややかに笑った。
「車が壁にぶつかってから、ようやくハンドルを切ることを覚えたのね。株が上がってから、ようやく買うことを覚え、罪を犯して判決が下ってから、ようやく悔い改めることを覚えた。残念だけど、私は――許さない!」
彼女はもう、疲れた

彼女はもう、疲れた

18.8k 閲覧数 · 連載中 · 桜井 ゆい​
夫が妊娠した愛人に惜しみなく注ぐ溺愛のまなざしを、ただ見つめながら、私は医師の言葉を胸の奥で反芻していた――余命は、あと三ヶ月です。

十年ものあいだ、私は幽鬼のようにこの豪邸に閉じ込められ、身を削って家計を支え、彼の吐くその場しのぎの嘘を飲み込み、彼が一片の心も寄せたことのない結婚生活を守り続けてきた。彼は確信していたはずだ、私が逃げ出せるはずがないと。母の癌治療費は、すべて彼の施しで成り立っていたのだから。

それは間違いじゃない。たしかに、金は必要だった。

でも――私はもう、残りの人生すべてを、彼が誰かを愛するのを見て過ごすために生きたくはない。

離婚届は、もうテーブルの上にある。今度こそ、私は懇願しない。縋りついたりもしない。

私が選ぶのは、私自身だ。
セカンドチャンス 億万長者のパパ

セカンドチャンス 億万長者のパパ

4.1k 閲覧数 · 完結 · Olivia
若いころの私は、醜いと見なされていた。ところが思いがけず、端正な顔立ちで金持ちの若い男と同じベッドにいる自分がいて、私たちは子どもまで授かった。

それから何年も経ち、私は息をのむほどの映画スターへと変貌を遂げた。そして再び、あの裕福な青年と道が交わった。だが――胸が沈んだ。彼は私だと、気づきもしなかった……。
御曹司に壊される人形

御曹司に壊される人形

23.2k 閲覧数 · 連載中 · キノコ屋
ある交通事故がきっかけで、僕は最愛の人に両足を折られ、監獄に閉じ込められた。

三年後、出所した僕の前に現れたのは、やはり彼だった。

「一生、逃がさないからな」

殺意に満ちた目で、彼はそう言った。

なのに、なぜか僕には、彼の心が深い悲しみに満ちているようにしか見えなかった。
人生を謳歌する

人生を謳歌する

2.7k 閲覧数 · 連載中 · 午前零時
大学生である私は、兄の家に住んでいた。兄嫁は魅力的で優しく、彼女のすべてが私が理想とする女性像そのものだった。青春真っ只中の私は、彼女と親密になることを夢見ることが多かった。そのような考えが間違っていることは十分にわかっていたので、できるだけ彼女と接しないようにしていた。しかし、驚いたことに、兄が勃起不全であることを知り、彼らは長い間夫婦生活を送っていないことがわかった。彼女は子供を強く望んでいて、兄が彼女を妊娠させることができないために、何度も涙を流していた。ある夜、彼女は私の部屋に入ってきて、「私に子供を授かってくれないか?」と尋ねた。パニックと興奮の間で、私は彼女の目を見ることができなかった。私はどうすればよかったのだろうか?
竜王の花嫁

竜王の花嫁

5.4k 閲覧数 · 完結 · AT_Imagination
竜王の花嫁になるって、いったいどういう意味なのだろう?


偉大なるイグナス王国を形づくる七つの村では、毎年欠かさず「選定の儀」が執り行われていた。その儀で村の娘のひとりが選ばれ、恐るべき竜王の花嫁となるのだ。

なぜそんな儀を年ごとに続けるのか、誰にもわからない。これまで選ばれていった花嫁たちが、その後どうなったのかも――。

奴隷にされているのか?

竜の餌にされているのか?

それとも……竜王自身が、彼女たちを喰らっているのか?

それだって否定はできない。王は自分たちとは違う、人ではないのだという噂があるのだから。

それでも、その疑問は執念深く人々の胸を苛んだ。

いったい、花嫁を何に使っているのか――!?

だが、誰も王に問いただそうとはしなかった。逆らうなどという無謀が、どんな運命を呼び込むかが怖かったのだ。

もっとも、そんなことはベラドンナの知ったことではない。今年は彼女の村が花嫁を差し出す番だったが、自分が選ばれるはずがないと彼女は確信していた。

なぜかって?

もちろん、計画があるからだ。そして彼女は、その計画が自分を裏切るはずがないと信じ切っていた……いや、本当にそうだろうか。
追放された私が真の継承者だった件。今さら戻れと言われても、もう手遅れです

追放された私が真の継承者だった件。今さら戻れと言われても、もう手遅れです

140.2k 閲覧数 · 連載中 · 星埜雪奈
家族に捨てられ、私はようやく偽りの温もりを切り捨てた。
けれど、私の本質を隠し通すことは誰にもできない。
隠された私の正体は、この国で最も裕福な一族の継承者。
かつての家族が私を見失っている間に、私は全ての支配者となり、この街の頂点に君臨する男の視線を独占する。
彼が私に捧げる愛は、ただの寵愛ではない――世界を敵に回してでも守り抜く、狂おしいまでの執着だ。
社長秘書のヒミツ恋情

社長秘書のヒミツ恋情

17.3k 閲覧数 · 連載中 · 元知り
一夜の過ちから、彼女は社長の秘密の恋人になった。
借金を返すため、彼と交わしたのは一通の契約書。
「体だけの関係。恋愛感情は一切なし」——そう決めたはずだったが…
冷酷非道な大物との政略結婚を強いられ、私は開き直った

冷酷非道な大物との政略結婚を強いられ、私は開き直った

38.8k 閲覧数 · 連載中 · 桜井 ゆい​
【前世】

ヤクザの家に生まれた宿命を恐れるあまり、私は幼馴染の周防文哉のもとへ逃げるように嫁いだ。

けれど結婚から五年――私は家畜のように囚われ、夫とその愛人に蹂躙され続けた。息絶えようとするその瞬間、最後に目に映ったのは、私の目の前で絡み合う二人の姿だった。


【転生】

再び目を開けると、婚約が公の場で発表されたあの瞬間に戻っていた。

周防文哉が愛おしそうに私を見つめ、優しく囁く。

「俺と結婚してくれ。」

次の瞬間――若きヤクザの組長が私の腕を掴み、力強く抱き寄せた。銃口は真っ直ぐ周防文哉に向けられている。

彼が、私の代わりに答えた。

「――断る」