第133章 もちろん彼女の言うとおりだ

水島三久は、天野おじい様が自分の話にすっかり乗せられたのを見て、ようやくにこにこと切り出した。

「おじいさま、さっき天野さんと何をお話ししてたんですか? 私も聞きたい……」

「さっき、って……」

天野おじい様は水島三久に問われて一瞬きょとんとしたが、すぐに思い出したように眉を寄せる。

「愛奈の祖父さんの誕生日でな。わしは都合がつかんから行けん。だから真司に行かせようと思ったんだが、このバカがわざとわしを怒らせるようなことばかり言って、行きたがらん」

その話題になった途端、天野おじい様の額の皺が深くなる。

水島三久は大げさなくらい真面目にうなずいた。

「じゃあ、天野さん一人で行く...

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