第202章 内緒にしてくれる?

「実はね、彼が遊星エンタメと契約したの、私が理由の一部でもあるの。でも全部じゃないよ。だって遊星エンタメは知名度も高いし、持ってるリソースも多いから」

水島三久の柔らかな声が、がらんとした部屋にふわりと広がった。

その率直さは、天野真司の耳に入った瞬間、なぜか彼の焦りをいっそう煽った。

天野真司はゆっくり目を開けると、水島三久を見据え、ほとんど一語ずつ区切るように尋ねた。

「……じゃあ。いつから知り合いなんだ? それと、君……あいつのこと、好きなのか?」

「え?」

水島三久は今度こそ本気で固まった。

いつ知り合ったかを聞かれるのは想定していた。けれど「久保友也が好き」って何の話...

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