第19章 調査結果

二人が睨み合ったまま膠着していると、病室のドアが突然ガラリと開いた。菅野詩音が病衣姿のまま、転がり込むように飛び込んでくる。

額にはまだガーゼが貼られ、頬には涙の跡。腫れた瞳は真っ赤だった。

入るなり、涙で滲む視線を神谷承吾へ向け、震える声で訴える。

「承吾……! わ、私……看護師さんから、彩夏さんが目を覚ましたって聞いて……すぐ来たの……お願い、もうこれ以上、彩夏さんを追い詰めないで」

「私、彩夏さんの腎臓なんて……いらない。昔のことだって、彩夏さんが私を恨むのは当然だし……だから、帰してあげて。提供なんてさせないで」

「ほかの提供者を待つ。待てなくてもいいの。私のせいで、彩夏さ...

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