第113章

祝賀会の会場に戻った瞬間、酔いはすっかり醒めていた。けれど同時に、肩の上にずしりとのしかかる圧を、さっきよりもはっきりと感じる。

原崎野矢と金原家が手を組み、広瀬家を追い詰めにかかっている。

林原武美と、死んだはずなのに戻ってきた広瀬北矢も、広瀬家を丸ごと飲み込むつもりだ。

それに広瀬有香。いつ、どんな形で騒ぎを起こしてもおかしくない。

敵が多すぎる。しかも、どいつもこいつも一筋縄じゃいかない。

狙いは広瀬家――そう見える。けれど私は、広瀬正国の側にいる。

広瀬家が潰れれば、私の末路だって悲惨だ。

今回は、本当に気を引き締めないと。

私は思わず、周囲を見回した。

皆が笑い、...

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