第163話愛してる

ジューンの視点

エルメスが私の周りの腕を締めてくれると、涙が私の顔に流れ落ちる。まるで彼の体だけで私の胸に縛り付けられた爆弾を止めることができるかのように、私を彼に縛り付けた。

私は彼に押し付けようとするが、彼は動かせない。強すぎ、決意が強すぎ、怖がりすぎ。

「起爆装置は偽物だった!」誰かが私たちの後ろで叫ぶ。「ベストに直接配線されてないよ。」

私の心は激しく揺れ動き、ほとんど倒れそうになった。

「彼女を置き去りにするつもりはない!」混乱の中、エルメスの声が響き渡る。生々しいよ。ぼろぼろ。速報。

無理やり呼吸するよ。手が震えます。膝が水みたいに感じる。

「エルメス... お願い、...

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