第197章ボーナス

~ヘルメス~

喉の奥で低いうなり声が転がった。俺は彼女の前にひざまずき、すぐに両手でその胸を包み込む。やわらかな肌に触れた掌は熱を帯びていた。親指と人差し指で乳首をそっと転がすと、彼女の息が引っかかり、背が弓なりに反って、もっと強く触れろとでも言うように俺の手へ押しつけてくる。

「こうされるのが好きか、妻よ?」

かすれた声で囁きながら、軽く引き、そしてひねる。息をのむほどには痛ませ、だが次の瞬間にはゆっくりと円を描いて、そのひりつきをなだめてやる。俺の指先に責められた乳首は色を深め、さらにふくらみ、妊娠のせいでいっそう敏感になっているのか、少し摘まむたびに彼女の唇から甘いすすり泣きのよう...

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