第27章 追い打ちをかける

地下室には、昼も夜もなかった。

薄暗い電球が二十四時間つきっぱなしで、まるで決して閉じない目のようにこちらを見張っている。林夕葵には、外がいま何時なのかも、自分がここにどれだけ閉じ込められているのかも分からなかった。一日かもしれないし、二日かもしれない。

記憶まで、少しずつ輪郭を失っていく。

覚えているのは、誰かが二度、食事を運んできたことだけ。毎回ドアの前に置いていくだけで、中へ入ってくる者はいなかった。彼女はどうにか数口だけ食べ、残りはそのまま放っておいた。やがてそれは鼻をつく酸っぱい臭いを放ち、吐き気を催させる。

咳は、ひどくなる一方だった。

咳き込むたび、掌には鮮やかすぎる...

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