第134章

西原司のキスは容赦がなかった。まるで周防凛を、骨まで喰らい尽くすみたいに。

ほのかなシャンパンの香りが唇と舌のあいだでふわりと広がり、甘く人を惑わせる媚薬のように、ふたりを絡め取って逃がさない。

凛は口づけに溶かされ、全身の力が抜けていく。瞳の奥には、情に濡れた水の光。

西原司の腰のあたりは、焼けつくほど熱かった。硬く昂ったそれが、凛の腰に押し当てられている。

抱き合ったまま口づけを重ねるうち、凛のスカートは腰までずり落ち、黒いレースのショーツの縁が覗いた。

西原司の指先がその縁にそっと引っかかり、探るように内側へ滑り込む。どこまで許されるのか、境界線を測るみたいに。

「凛ちゃん...

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