第95章

周防凛が着ていたのは、肩が大きく開いたワンショルダーのドレス。胸元はニップレスだけで、ほとんど何も守られていない。

そのドレスを羽田亮太がびりっと裂いた。

むき出しになった肌を、羽田亮太は貪るように見つめ、両手を広げて――周防凛の胸を掴もうとする。

その瞬間。

周防凛の意識が、ふっと澄んだ。

「……やめて!」

叫ぶように声が漏れ、彼女は狂ったように暴れた。上に覆いかぶさってくる羽田亮太を、必死に押し返す。

起き上がろうとしたが、羽田亮太にぐっと押さえつけられ、ベッドへ叩き戻される。

下腹部に硬いものが押しつけられた感触に、周防凛の酔いが一気に冷めた。恐怖で頭が真っ白になり、咄...

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